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GardeninG advice

ここでは、いわゆるガーデニングや、一般園芸における植物の春、夏、秋、冬、各季節のおおまかな管理方法や注意点等を、初心者の方やこれからガーデニングを始めてみたいという方を対象に、私たちが実際にお店で経験してきたことや、お客様から質問されてきた事などを基に、アドバイスをしてみたい思います。(ただし、横浜を標準としていますので、それ以外の地域では、気候等により異なります)



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3月〜5月
草花・・・
秋まで開花し続ける草花
(ベゴニア、マリーゴールド、ペチュニア、インパチェンス、サルビア、コリウス、キンレンカ、サフィニア、等)は、肥料切れさせないようにしましょう。肥料が切れてくると、葉の色があせた感じになり、成長が滞るようになります。また、なるべく半日以上日の当たる所へ植えて下さい。(インパチェンスは半日陰)草丈が伸びてきたら、時々切り戻しましょう。特に生育旺盛な花は、伸びすぎたときには必ず、切り戻し(ピンチ)が必要になります。(切り戻しとは、枝の途中、半分くらいか、又は、3分の1位を切ってしまうことです。)そうすることによって、新しい芽が成長し始め、リフレッシュされた枝の先に再び花を着けるのです。この”切り戻す”という作業が、初心者の方には、せっかく花が咲いているのに・・・とか、切ってしまうなんて何だかかわいそう・・・とか、なかなか思い切ってできないのが現状です。初心者を脱する?為にも、草丈が伸びすぎた時は、思い切って”切り戻し”てみましょう。

鉢花・・・

アザレアやハイドランジャ(アジサイ)、クンシラン等、一期咲きの(一年を通してある時期だけ咲く)花は、ほとんどが、花後が植え替え時と思って良いでしょう。花木の剪定時期もよく聞かれることですが、常緑(冬でも葉が落ちない)樹は、基本的には花が終わった直後が適期です。遅すぎると、翌年の花芽まで切り落としてしまうことがあります。落葉樹も、基本的には、葉が出てくる前なら剪定可能な状態です。(但し、花芽〈通常葉芽よりもふっくらして、丸味を帯びている〉を確認して剪定しましょう)クンシランの花茎が伸びないまま、葉の中に隠れるようにして咲いてしまう事がありますが、これは、冬越しの温度が高い(10℃)以上になるからです。凍らない程度で2ヶ月位寒さに当てましょう。

洋ラン・・・

洋ランは、大きく分けて着生ラン(大きな木の幹や枝、あるいは岩の隙間にへばりついている)と地生ラン(普通に地面に生えている)に分類されます。着生ランには、コチョウラン、デンドロビューム、カトレア、オンシジューム、バンダ、デンファレ、等があります。地生ランには、シンビジューム、セロジネ、パフィオペディルム等があります。シンビジュームやデンドロビュームは、これから夏の間までに、十分肥料を与えます。特に、シンビジュームは、7月いっぱいまでかなり集中的に与えて下さい。それと、芽欠きも忘れずに。元気の良さそうな新芽を残して、後から出てくる新芽は、すべて取り除いて下さい。養分分散を防ぐため、新芽は1つか2つに限定して下さい。

観葉植物・・・

寒い冬をジッと耐えてきた熱帯系の植物が、温度が上がり始めてくる春先になって急に弱り始めてしまった・・・なんて事もあると思います。植物にとっては、疲れがピークに達しています。春になったからといって、今まで控えてきた水やりや、肥料を急激に与えられると、弱った根は直撃を受けてしまいます。植物が、自力回復を始めるまでは、ゆっくり見守りましょう。では自力回復とは、どういう事なのでしょうか?寒い冬の間は、ウンともスンともいわなかった植物が、今までとなんら変わらない管理をしてきたにもかかわらず、いつの間にか、ツヤツヤした小さな新芽を吹き始めていたら、それは、植物が再び成長する準備を整えつつあるのですから、その時になって初めて、手助けをしてやりましょう。しかし、だからといって、急激な環境の変化は禁物です。突然強い日差しに当てたり、夜間、急に冷えることもあるこの時期、植物を出しっぱなしにしていたりすると、翌朝、見るも無惨な姿になりかねません。あくまでも、ゆっくり、穏やかな環境の変化を心がけましょう

                              



                               

6月〜8月
草花・・・
日差しが最も強いこの季節の草花としては、ポーチュラカ(花スベリヒユ)、日々草(ビンカ)ケイトウ、百日草(ジニア)、松葉ボタン等があります。特に、ポーチュラカは乾燥にも強く、切り戻した枝を花壇にそのまま放っておくと、いつの間にか根付いてしまうほどです。また、春先〜6月頃は病害虫が発生しやすい時期ですから、できれば定期的に薬剤散布をしておくと良いでしょう。

鉢花・・・

鉢植えの植物は、炎暑の夏はとても土が乾きます。植え込んである土壌によっては、一日二回も水やりが必要になってきます。極端な水切れは、植物をいっぺんに枯らしてしまいますので、注意して下さい。病害虫についても、注意が必要です。何度か水切れさせた植物などは、病害虫に対して抵抗力を失っていますので、よく観察して下さい。この時期の花木の剪定は、常緑樹ならおおむね6〜7月に剪定しますが、落葉樹は、基本的に込み合った枝を落とす程度にし、強い剪定は避けた方が良いでしょう。

洋ラン・・・

洋ランにとって、夏の直射はやはり危険です。強い光が当たらない所に置きましょう。雨に関しては(本来、雨には自然の養分が含まれています)、ある程度当てた方が、よく育ちます。但し、コチョウランやパフィオペディルムは腐りやすいので、長雨には当てないようにします。また、洋ランは泥跳ね(病害虫の元)を嫌いますので、地面に直接触れないように、何か台等を利用して、少し高めの所に置いて下さい。

観葉植物・・・

ほとんどの観葉植物にとっては、今が一番快適な時期ではないでしょうか。高温多湿のこの蒸し暑い季節こそ、待ちに待った季節なのです。直射光に強い植物(フェニックス、ベンジャミン、トックリラン、クロトン、ガジュマル、等)と、そうでない植物(アジアンタム、観音竹、スパティフィラム、ポトス、フィットニア、アナナス類、ディフェンバキア、カラジューム、アグラオネマ、幸福の木、等)があり、またその中間で、徐々に慣らせば大丈夫な植物としては、(パキラ、ホンコンカポック、アラレア、、ユッカラン、ブライダルベール、等)があります。
 観葉植物の葉がほとんど、あるいは全部落ちてしまったものは、もう絶対回復しないのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。傷んだ程度の問題はあるにせよ、次のような症状ならまだ回復の見込みがあります。今、この時期がチャンスです。
 ・ ベンジャミン、幸福の木、パキラ、コンシンネ、カポックその他、木ものの場合、その    木の幹がまだ堅く、指で強くこすっても皮がベロっとむけない   
  → 
枯れた枝や葉は全て切り落とし、戸外の半日陰へ。土が乾いたら、水だけ与えて下さい。肥料は一切いりません。1〜2ヶ月で、新芽が出てくるはずです。
 ・ ポトス、シンゴジューム、エレンダニカ等、つる性の植物の場合、根元が腐って鉢からスッポリ抜け落ちてしまったが、まだ先の方はなんとか緑色を保っている。    
→ 
緑色の葉が付いたつるの一部分を切り取って、コップの水にさすだけで、新しい根が出てきます。(但し、夏の間のみ。寒くなる前に鉢に植え替えておきます。)
 ・ アジアンタム、ツデーシダ等、シダ類の葉が全部茶色くなってしまったが、根元にゼン    マイのような小さな小さな芽がある場合    
 枯れた葉は全部切り落とし、戸外の半日陰で、乾かさないように水やりを行って下さい。やはり、1〜2ヶ月位で新しい葉が展開してきます。
 夏の間、戸外に出す場合の注意点
部屋の中にあった観葉植物を突然日光に当てると、極端な場合、
1時間もすれば葉灼けを起こし、いくらあわてて取り込んでも、次の日には茶色い葉っぱに・・・なんてこともよくあります。(これは寒さにあてたのとは違って、回復可能です) 曇りの日からだんだんと慣らしていきましょう。雨にあてるのも良いことです。害虫(特に葉ダニやカイガラムシ)も付きにくくなり、従ってそれらが媒介する病気も防ぐことができるからです。水やりの基本は、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり与えることです。それから、今は育ち盛りです。肥料も十分に与えて下さい。液体、固形、どちらの肥料でもかまいません。

                              
                              
9月〜11月
草花・・・
この時期、花壇やプランターで楽しめるものは、春〜夏に植え付けた草花以外では、さすがに少なくなり、ちょっとひと休み・・・ということになると思います。しかし、10月末頃より年末にかけて、春花壇の女王、パンジーの苗が出回ります。花色も豊富で、寒さに強く、春5月頃まで長期間楽しむことができます。(当店の関連施設である永島農園では、長年にわたるパンジーの生産販売を手がけてきておりますので、農園直のパンジーは、当店でも絶対の信頼を得ております)パンジーを育てるコツとしては、まず、咲き終わった花ガラは、必ず取り除くようにしてほしということです。そのままにしておくと、タネができて株に負担をかけますし、雨が降ると花ガラが腐り、そこから病気が発生しやすくなるからです。また、比較的肥料も好む方ですので、植え付ける時の元肥と、後の追肥はなるべく行っ下さい。花壇に植え付ける時の苗が小さすぎると、冬越しをする時に傷みやすくなります。ポット苗ある程度しっかりさせてから定植しましょう。また、この時、オルトラン粒剤等の土に混ぜ込む害虫退治薬を使えば、アブラムシ(新芽が萎縮してしまう)や、ヨトウムシ(葉や花がみるみる食べられてゆく)の被害から守ることができます。それと、”根”は、なるべく崩さないように植えて下さい。よく、ポット苗の根はほぐしてから植えて下さいとありますが、へたにほぐすと、かえって株の上下(葉と根)のバランスを崩してしまい、しばらく生育が止まってしまう事がありますので、そのまま崩さず植えた方が安全ではないかと思います。根をほぐす時は、根詰まり状態(苗をビニールポットから抜くと土が見えず、白い根でいっぱいになっている状態)の時のみ、ほぐして下さい。

鉢花・・・

鉢花は、秋に限らず、基本的に極端な気温の変化を嫌いますので、昼夜の温度差はなるべく少なくなるように管理して下さい。締め切ったガラス越しの陽のよく入る部屋は、思いの外、温度が上がっているものです。また、暖房や冷房の風が直接当たるようなところは、もちろん一番置いてはいけない場所です。植物には人間のように足がありませんから、どんなに乾いた暖かい風や、冷たい風が吹き続けて来ても、その場所から一歩も動けないのです!

洋ラン・・・
温度が下がり始めるに従って、水やりを徐々に控えていきます。加温設備がない場合、特に、着生ランはできるだけ水を与えず(枯死しない程度の水やりが、結局のところ、最も耐寒性がある状態なのです。但し、後の生育を考えると、このような水やりが良いものかどうか、判断の別れるところではありますが・・・)乾かし気味に管理します。

観葉植物・・・

戸外で管理してきたものは、10月下旬頃には室内に取り込んだ方が良いでしょう。特に寒さに弱い観葉植物(幸福の木、クロトン、アレカヤシ、ディフェンバキア、等)は早めに取り込んで下さい。水やりも徐々に控え、寒さに対する抵抗力をつけておきましょう。肥料も10月以降は(翌春4月まで)与える必要はありません。春から夏にかけて日光、肥料を十分に与えて丈夫に育った植物は、冬の寒さにも耐える力があります。秋までの管理次第で冬を越せるかどうかと言ってもよいでしょう。


                                  
12月〜2月
草花・・・
霜が降りる頃になると、今まで花壇を賑わせてきた色とりどりの草花も、おおかた枯れてくると思います。宿根草(地上部は枯れ、地下の根で毎年繰り返し育つ植物)、多年草(地上部も枯れず、葉を付けたまま毎年繰り返し育つ植物)は、通常寒さで枯死する事はありません。また、厳寒期のみ室内に取り入れれば、翌年も楽しめる植物もけっこうあります。(アメリカンブルー、ベゴニア、ポーチュラカ、ブルーファン、ルリマツリ、他多数)

鉢花・・・
鉢花の女王、シクラメンがあちこちで見かけられる季節です。今や、洋ランと並んで贈答品の代表的存在となっており、これがないとお正月を迎えられない? ぐらい一般的になってきました。そこで、せっかく贈ったのに、あるいは買ったのに、すぐダメになってしまった!なんて事がないように、どのような鉢を選べばよいか、当店なりのアドバイスをしてみたいと思います。
葉に触れてみた時に、しっかりしていて張りのあるもの
葉や花の付け根が茶色くなっていないもの
葉や花の茎がヌルッとしていないもの
葉の数が多く、花が葉の中央からたくさん咲いているもの
花に斑点(シミ)のないもの

以上の注意点を守ったのに、1〜2週間くらいで弱ってきてしまった・・・

考えられる原因として
1.日光不足。なるべく一日中日光が当たる窓辺で、できれば窓を開けた状態(締め切った部屋ですと、場所によっては温度が上がりすぎて、シクラメンの適温〈日中は20℃以下、夜は5〜8℃位が理想〉を超えてしまいます。)か、または、昼間は外へ出し、よく日に当てて下さい。北側などの日当たりの悪い所へは置かないでください。
2.暖房の当たる場所に置いた。葉から水分がなくなり、根からの補給が間に合わないため葉がしおれてしまう。
3.水の与え過ぎか乾かし過ぎ。底面給水システムで作られたシクラメンの場合は鉢底より水を吸わせる方法をとります。もう一つは通常の方法で、従来通り花や葉に水をかけないよう、鉢土に水を与える方法があります。従って鉢が二重鉢になっていれば底面給水です。必ず鉢の下の方に水を注ぐ穴がありますから、そこから水を与えて下さい。水を乾かし過ぎて葉がしおれてしまった時のみ、鉢の上から一度だけたっぷりと水を与えます。乾かし過ぎても限度内なら、しおれてしまった花や葉も起きあがりますが、形がだいぶ乱れてしまうことがあります。従来通りの水やりの場合は、12月〜2月までは晴れた日の場合2日〜3日に一度、鉢底から水がでるくらいたっぷりと与えます。それから、受け皿には絶対に水を溜めたままにしないで下さい。
4.病気になった。シクラメンの病気は軟腐病、灰色カビ病、たんそ病等がありますが、ここでは軟腐病、灰色カビ病についてお話ししてみたいと思います。
軟腐病・・葉の付け根、花の根元、球根のように丸くなっている部分等が柔らかく腐ってくる。においを嗅ぐと何ともいやなにおいがする。この病気はほとんど良くならないため、焼却、または廃棄処分した方が良い。
灰色カビ病・・花や葉の根元等に、灰色のカビが生え、茎が溶けた状態になる。この病気に対する農薬もあるが、緊急対処法として、葉を少し広げ病気の部分を直接日光によく当てると、乾いて良くなる場合もある。


洋ラン・・・

この時期は空気そのものが乾いていますし、暖房でますます乾くようになります。洋ランは、ほとんどが空中湿度を好みます。つぼみ時から、それが開く頃までは特に湿度を必要とします。つぼみの落下や、開花してもすぐ花が散ってしまうことがありますが、これは、湿度不足によるものです(低温による温度不足や、昼夜の温度差が激しすぎる場合もあり)。従って、温室や室内フレーム等があると便利ですが、大きめのビニール袋をかぶせるなどして、湿度を保つと良いでしょう。

観葉植物・・・

最も注意を払う季節です。観葉植物は、熱帯、亜熱帯地方の植物が多く、高温、多湿を好むものが多いため、日本の冬は苦手です。冬は温度が低いためほとんど活動しません。休眠状態になっていると考えて下さい。日光と温度、空気中の湿度をなるべく保つような管理を心がけて下さい。水やりはできるだけ控えましょう。肥料も一切いりません。よく弱ってきたからといって、栄養剤や肥料をあげようとする方がいらっしゃいますが、かえって逆効果になります。この時期は、いかに植物の活動を控えさせるかが、ポイントになるのです。
〈HP/SA永島義也〉



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